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畳の縁です。
畳の縁は沢山あります。
サンプルから選んでください
縁の歴史と柄
畳の発達は畳縁によって座る人の地位や、
身分を規制するために進歩発展してきたと考えられる。
身分による畳縁の使用規定が「海人藻芥」(応永27年(1420))に記されている。
このような規定は地代とともに崩れ、守られなくなっているが、現在でも神社、
仏閣あるいは客間、居間、納戸などと部屋の格式に応じて畳の縁を決めたりするのは、
この名残りなのかもしれない。
畳縁は、絹、麻、木綿、化学繊維などを材料として織られ、
または交織となって各種の色の無地物や、柄物が作られる。畳縁には大きく分けて、
無地縁と柄縁がある。無地縁とは色縁のことで、茶、黒、紺、鶯、などがある。
柄縁とは昔ながらの七宝柄、立枠柄などの他に亀甲柄、菱柄、
梅柄やその他オリジナルな柄も出回ってきた。
紋縁は、仏教の伝来と共に朝鮮より渡来した美術工芸品の
ひとつである織物を禁裏の御座畳に用いたのが始まりとされている。
茶室の畳には無地縁を用い床の間の縁は紋縁にして、部屋の広さと床の大きさによって、
大紋、中紋、小紋等をえらぶ。
ただし、小間の茶室の床の縁は、紺縁が用いられる。